慣れは良くない油断を招く

20211204

 

久しぶりに反省しないといけない事が発生したので今日は手短に。

そう言えば昨日の分忘れているな、Lobotomy Corporationの話は途中まで書いていたんですがまたいずれアレしましょう。プレイが進んだ時とかに。

 

あんまりおもしろい話ではないので短くだけどページ区切ります。

 

クトゥルフ神話TRPGにて「冒涜都市Z」というシナリオを回させていただきました。

そのキーパリングの過程で、大幅なミスをしてしまったのである。

こうなった事には2つ要因がある。

1つ目は新クトゥルフ神話TRPG、いわゆる7版、の新しいルールに習熟していなかった事だ。

正直に言ってKPとして前者は論外である。この点に関しては一切の申し開きなく、己の過信が招いた事態だと考え、反省して行きたい。

今回主に勘違い、把握しきれていなかったルールは7版における「幸運」の扱いだ。

7版における幸運は消費できる。これ自体はちゃんと知っていた。

だがこれを適切に導入することが出来なかった、端的に言えば機会を絞り過ぎたのだ。

もっと気軽に使っていいルールであることを失念し、消費を許さなかった時があり、それがキャラクターのロストにも繋がってしまった。非常に反省すべき点である。

 

2つ目は私がダイスロールを過信し過ぎていた事だ。

今回の探索者には1名魔術を習得している人が居た。それ自体は問題ないだろう、新規作成のキャラとは言え、HOでそれだけの事が起きていてもあり得なくはない事が示唆されている。

問題は内容。「ルルイエの霧の創造」という呪文を所持していたのだが、これはコストに対して効果がかなり強力である。

演出次第では最終盤の展開におけるチェイスラウンドにて絶大な効力を発揮する、簡単に言えばクリアが容易になってしまうと私は考えた。

そこでチェイスにおけるマス進行に判定を加えたらどうか?と考えたのだ、今考えたらめっちゃ馬鹿だね、ダイスは信用ならないよ。

探索者の能力値を見、実際に自分でも数度試し、クリアは不可能ではないと判断したため、本番でもこれで行けるだろうとGOを出したが、実際にはそれが足を引っ張り、ロストを誘発してしまった。

更によくなかったのはそれが呪文を所持していた(シナリオに負担をかけた)PCではなかったという事だ。

シナリオを改変し、デメリットを用意するならばそのPCのみにかかる何かを考えておくべきだった、そのPCだけ判定制でも良かったね。

 

今回の事態はひとえに慣れと過信によって起きたと考えている。

以前からCoCではKPを行ってきたが、ここまで大きな失敗をせずに来れてしまっていた。上手いかどうかは置いておいて「シナリオを滞りなく回す」という程度の仕事であればこなせるだろうという過信があった。それによってルールブックを適宜確認しながらセッションを進行するという基本的な事をしなくなっていた。

また「ダイスを振って判定する」という行為自体を軽く見ていたのもTRPG慣れに起因するものだろう。8割成功はかなり危ういと思っていいのだ。2割失敗するんだから。これを重要な場面に持ち込むのは正直どうかしていると言われても仕方がない。

 

こうして色々と後悔と反省でぐにゃぐにゃになっていたのだがこれ以上は過度にネガティブになりそうなので日記はここまで。

 

以上。